「遺伝学と発酵工学」セミナーの感想

生物工学ゼミナール 2008.10.24 大阪大学生物工学コース修士

セミナーの感想がうれしいのともっと応援したいのとでレポートを抜粋しました。がんばれ。楽しめ。

 

【Aさん】

 今まで私は人々のためになる研究をしている,と思っていた。だが,改めて考えてみると,研究のために研究しているような気がする。-----もっと研究の意味について考えるべきだと気づかされた。

 しかしながら,セミナーを通して一番印象に残っているのはやはり,自分の仕事がどこに位置づけられていて,何を目指して研究しているのかをはっきりさせなさいという言葉だった。-----私も,まずは何のために研究しているのかを考え直し,目的を持って研究していきたい。

 

【B君】

今回の講義では,研究者の考え方というものを教わった。その中でも,特に重要性を感じたものは,将来を考えての研究を行うということであった。-----その研究から最終的に何が言いたいのかをもう一度見直し,どのようなことに応用できるのかを考えることで,社会に貢献できるのだと思う。

 もう一つ心に残ったことは,研究の歴史というものであった。前述したこととは反対に,過去のことをもう一度見直すことによって,どのように研究が進められ,また,どれだけの期間でどれだけ研究が発展したかを知ることは,今後の科学の進歩などを見越すことに利用でき,そこから,また将来のことを考えることにフィードバックできるかもしれないと感じた。

 今後,研究を進めていく上で,過去に行われた研究を見直し,今後何十年も先に必要とされる技術を考えることによって,自分の研究に深みと意義を増していきたいと思う。